さんぶ野菜ネットワーク 研修・就農相談・独立支援


有機農業の研修・就農・独立支援 研修生の募集

☆強力な販売ネットワークがあります!
さんぶ野菜ネットワークでは、強力な販売ネットワークがあります。大手宅配会社・生協・卸売業者・など販売先がサポートしてくれています。

☆日本の有機農業の先進地!
山武市は、近郊の富里市・八街市とともに、日本の有機農業の先進地です。日本の有機農業を支える優秀な人材と組織が、明日の有機農業を共に支える若い人材を育成します。


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現在、2名の方が研修中です。

★有機農業の研修・就農相談受付中

■有機農業に関する基本理念や質の高い有機農産物を作るための技術を伝授します。

 ■事業計画、経営収支の管理など幅広くサポートします。

 ■販売についてのマーケティングを実践から学べます。

 ■就農の個別相談に応じます。


 短・長期など農業研修の期間によりプログラムは違いますが、長年間培った有機農業の生産技術や農業経営などを伝授します。就農に際しては投資や事業計画、農地、住まいなどの相談に乗ります。


☆まずは連絡してみてください。

 短期・長期にかかわらず、まずはお問合せ下さい。さんぶ野菜ネットワークのベテラン生産者が全力で体験及び研修を受け入れます。


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さんぶ野菜ネットワーク 紹介ビデオ

新規就農者の紹介

    2024.02.07

元電子部品メーカー勤務の 片岡 仁 さん

研修期間
 2009年5月~2010年4月(1年間)
研修先
 さんぶ野菜ネットワーク生産者
有機農業を始めた経緯
 長く電子部品メーカーの生産管理に携わっていました。様々な製造の現場と係りを持つ中、いずれは自分自身の手でものを作る仕事をしてみたいと考えていました。農業はその選択肢の一つでした。
 就農する地を探すため、いくつかの産地を訪れました。さんぶ野菜ネットワークは、有機栽培を中心とした特色のある生産者の組合で、それらの野菜の販路も確立された組織であり、独立後の経営のイメージを持つことが出来ました。また、妻も私も関東出身ということもあり、さんぶ野菜ネットワークで研修、就農するに至りました。
 農法そのものにはこだわりがあったわけではありませんでしたが、「有機栽培」のほうが面白そうだな、くらいの感覚での就農でした。

さんぶ野菜ネットワークの魅力
 有機栽培、特別栽培の農産物は他のものに比べ付加価値が高いといえます。一方でその価値を求める消費者に届けることは、一般の農産物に比べ難しい側面があります。作る人と求める人が結びついて初めてその価値が生かされます。さんぶ野菜ネットワークの立ち上げにかかわった生産者の先輩たちは、有機栽培の黎明期から、栽培に取り組み、長い時間をかけて、栽培技術を高め、販路を開拓、消費者との結びつきも強くしてきました。
 新たに農業を始める者にとって、栽培の知識、技術を学び、また販売、経営のアドバイスを容易に得られるこのような環境が身近にあることは、とても心強いものです。
 「有機栽培」が何であるかもよく分らない頃に、強い好奇心とチャレンジ精神をもって取り組みをはじめた生産者の組織です。それは今も受け継がれて、新しいものを受け入れる寛容さと好奇心を忘れない人たちと一緒に仕事が出来ることも、私にとっては魅力の一つになっています。

現在の状況
経営面積・品目
・露地野菜30a(サツマイモ、ニンジン)
・施設野菜30a(中玉トマト、ミニトマト、レタス、ミニ白菜、小松菜等)
 露地栽培から経営をスタートし、最大で1.5haの畑を耕作していました。就農4年目にハウスでトマト栽培を開始。徐々に露地栽培から施設栽培の割合を増やしていきました。
 なるべく少ない面積の圃場で、効率よく栽培することが出来れば、売上を維持し、かつ、栽培以外にかかる管理作業を減らすことが出ると考えました。
 基本の労力を二人とした場合でも、経営が出来るやり方を模索するなかで現在のスタイルとなりました。

就農を検討している方に
 ご自身がこの仕事に求めるものが明確になっているならば、挑戦するに値する仕事だと思います。
 食べ物を作る仕事です。世の中に提供する価値に疑う余地がありませんが、おいしいものを気分よく食べてもらうことが出来るなら、よりやりがいを感じることが出来ると思います。
 普通のおじさんでも真剣に頑張ってみたら、これまで経営を続けることが出来ました。農業にかかわらず、どんな仕事でも大変なことがありますが、面白がってやっています。
    2024.01.16

元ドラマーの 森 亘 さん

研修期間
 2018年3月~2020年7月(2年5ヶ月)
研修先
 さんぶ野菜ネットワーク生産者 富谷亜喜博さん
研修内容
 人参、里芋、レタス、ベビー白菜、ミニトマト、小松菜、カブ、オカヒジキ
有機農業を始めた経緯
 農業に転じるまでの15年間、音楽の道を志し東京都内でバンド活動を続けていました。2016年に自分の中で諦めがついたと感じて新たな生き方を模索する中、幼少の頃に祖父母がしていた農業に関心を持ちました。一般的な農法は生産量がものをいいますが、野菜に付加価値を与えられる有機農業なら小規模でも生計を立てられると考え、地元の岐阜県でなく、魅力を感じた千葉県のさんぶ野菜ネットワークを訪れました。

さんぶ野菜ネットワークの魅力
 有機野菜は虫が付いたり、形も不揃いと思っていましたが、師匠の富谷亜喜博さんが育てた野菜はどれもきれいで、今まで感じたことのないしっかりした味でした。畑の草も丁寧に取られていて、有機農業のイメージが変わりました。さんぶ野菜ネットワークには、ベテランの農家さんも多くいます。困ったとき、つまずいたときに何でも聞ける先生達がたくさんいる中で、自分なりの考えを織り交ぜながら工夫して営農していけるところが楽しいです。販売や営業、精算などに悩まされることがなく、栽培に集中できることも魅力です。

現在の状況
 2020年に独立した後、約1ヘクタールの畑でチンゲンサイや人参など、年間約10品目の野菜を育てています。毎年、どこを改善すればいいのか、どこに問題があったのかなど、常にトライ&エラーの繰り返しですが、とてもやりがいを感じながら楽しく仕事ができています。妻と3人の子ども達のためにも、安定経営を目指し、日々頑張っています。

就農を検討している方に
 農業は、努力が必ず報われるわけではないですが、それでも努力をしたからこそ結果につながったのだと実感できる仕事だと思います。うまくいかないこともありますが、それでも「好きだ」と思える人にはとてもいい仕事だと思います。
    2023.05.08

元戦車乗りの 澤木 勇一 さん

研修期間
 2011年4月~2013年3月(2年間)
研修先
 さんぶ野菜ネットワーク生産者
研修内容
 人参、里芋、生姜、大根、ピーマン、枝豆、レタス、サニーレタス
有機農業を始めた経緯
 有機農産物の深みのある味に魅了されことがきっかけです。作る人も食べる人も安心で、自分が食べたい野菜を作りたいと思い、有機農業を始めました。
 前職は、陸上自衛隊で戦車に乗っていましたが、年配になるとデスクワークと転勤が多くなり、妻と相談し就農を決意しました。

独立に際して
 さんぶ野菜ネットワークから富里市の畑80aを紹介していただき始めました。地主さんから信頼を得て、パイプハウス7棟(17.5a)を含む150aを借りて耕作しています。人参を主体に、小松菜、トウモロコシを生産しています。

現在の状況
 さんぶ野菜ネットワークは、多くの先輩生産者が親身になって新規就農者を受け入れて下さりました。最初はなかなか生産量があがりませんでしたが、営農相談や技術指導により、安定して収量を得られるようになりました。2021年から人参担当のサブリーダーに抜擢されるほどになり、人参の栽培の指導に回る側にまでになりました。
 売上は600万円前後ですが、都会のサラリーマンと違い、工夫次第で生活費を大幅に削減できるので、一家5人を養えるほどになりました。この金額の何倍も売上げる生産者もいれば、これよりも少ない生産者もいます。経営の規模、スタイルは様々です。

さんぶ野菜ネットワークの魅力
 さんぶ野菜ネットワークには、人参を大量に貯蔵できる冷蔵施設があり、担当者が綿密な温度管理をしてくださるので、長期保管が可能です。出荷量が多い時期に市場に出して安値で販売することはありません。余った人参は貯蔵しておき出荷量が少なくなる時期に高値で販売できます。パッケージセンターがあり、生産者は小分け作業に手間を取られず、バラで大量に出荷できるので、多くの面積を作付けでき売上も上がります。パッケージセンターは、人参のみでなく、小松菜・ホウレン草のパッケージもできるので、大量の葉物も生産できます。
 さんぶ野菜ネットワークでは、人参で安定した収入を得られます。人参を主体に生産し、他の品目に挑戦できるメリットがあります。私も、人参を主体に生産し、小松菜、トウモロコシに挑戦しています。

就農検討者へのメッセージ
 個人農家は、サラリーマンと違い、自分でやることを決められ、大変やりがいがあります。仕事というより趣味の延長に近い感じです。サラリーマンでは冷や汗・脂汗が多かったですが、農業は爽快な汗をかけストレスがたまりません。
 さんぶ野菜ネットワークは、新規就農者にも分け隔てなく出荷発注がされます。作った野菜を、販売担当者が責任持って高値で販売して下さるので、安定した収入を得られ、さんぶ野菜ネットワークに就農して本当に良かったと思っています。

「有機農業 澤木農園」のホームページはこちら

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